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フリーランスは腕と信用で食っている

機能性ディスペプシアも更年期も、要は自律神経に乱れが出るわけだよね。
おかげでここ数日、仕事のパフォーマンスがまったく上がらない。
オフィスチェアのリクライニングを倒したまま、30分ほど仕事して、横になって小1時間ほど休んで、また起きて30分仕事して、2時間寝て…ということを、毎日繰り返している。
生活の乱れはかえってよくないのはわかっているんだけど、どうしてもダメ。

幸いにも、今は納期の差し迫った案件もないので、ここ3日間ほどは1日2時間程度の仕事量で少しずつ作業を進めている。
たった3,000文字の記事2本書くのに、1週間近くかかっちゃうよ。
4連休明けには、立て続けに取材が3件入っている。それまでに薬を飲んで、なんとか体調を整えておかないと。

今日は午後から、B建設会社に仕事をしに行かなければ。概算見積もりができたと、昨日連絡があったのだ。
見積もりの内容は外部設計士のU先生がきちんとチェックしてくれるが、当然ながら私も内容を把握しておかなければならない。
見積もり金額は、思っていたよりも安く仕上がっていた。かなり安かった。
これなら前向きに話を進められるのでは…と思う反面、「どこか抜けているんじゃ」と心配になる。

昨日、積算担当のオジサンから連絡をもらった時点で、U先生と電話で話をして、そのあとお客さんにも連絡を入れて、今現在、次回打合せの日程を調整中だ。
屋根の雨漏りが結構ひどいので、少しでも早く金額をまとめて、先に屋根の修理を進める必要があるかもしれない。

こうして、お客さんのこと、家づくりのことを考えていると、不思議と気が紛れる。
結局、家にこもって仕事をするというスタイルが、私には合わないんだろうな。人と会って、話をする仕事が向いているんだと思う。

なおかつ、同じメディア記事でも、合う合わないはある。気軽に書けそうな記事ほど、意外と自分には合わないことにも気付いた。気軽に書けそうな内容なのに、気軽に書いてはいけないという矛盾に疲弊するのだ。
今書いている記事も、わりとそういう傾向にある。

メディアの仕事は、現段階では収入の柱の1つとして外すことはできない。だけど、時々すごくしんどい…。

実を言うと、このクライアントの案件は一度断ったことがある。忙しい時期で対応できなかったからなんだけど、二度と依頼が来なくても、それでもいいと思っていた。
ところが、webライターさんが不足気味なのか、翌月にはまたちゃんと依頼がくる。
工事の完成を控え、CADオペの仕事が最大急に忙しかった2か月前には、あらかじめ「今月は対応できない」と伝えてあったにも関わらず、スケジュールを調整するから2本だけ…と頼み込まれた。
こうなると、もう断るに断れない。

もうひとつのクライアントの案件にいたっては、もう継続できないと思ってお断りの連絡を入れたあと、制作会社の担当者から、

「クライアントが、『SATOさんなしに、このプロジェクトは成り立たない。発注を取りやめる』と言っている」

と、泣きつかれてしまった。
仮にも営業という仕事をしている私にとって、自分のせいで「失注するかもしれない」というのは恐怖に近いものがある。自分の都合で、お世話になった編集プロダクションやほかのライターさんに迷惑をかけるのは、私としても本意ではない。
しかも、原稿料を5千円アップしてくれるというのだ。
こういうことがあって継続することになったのだが、以降、制作会社の担当者やクライアント担当者は、私の仕事ぶりに対して毎回ポジティブな感想をくれるようになった。
雨降って地固まるというやつか。

ちなみに、いずれのメディアもかなりの大手。当然、クライアントもかなりの大手。

「そうか。私の仕事には、こんな大手企業からも需要があるのか」

と、たいした経歴もなくwebライターという仕事に飛び込んで1年半の、まだまだ中堅ともいえない私はつくづく思うのだ。

結局のところ、

「SATOさんにお願いしたい」

と言ってもらえるからこそ続けていけるというのは、どんな仕事も同じ。
しかし、「お願いしたい」と言ってもらうからには、それなりの努力が必要なのだ。すごく頑張ってるよ、もちろん。

ちなみに、私の古巣の派遣会社が、私が個人事業主として仕事をしていることを派遣先にきちんと伝えていなかったと知った時(それが派遣就労の条件だと最初に言ってあったのに)、私は営業担当者とその上司を目の前に並べて、こう言い放った。

「会社という後ろ盾があって仕事をしている人とは違って、私は自分の腕と信用だけで仕事をしている。あなた方はクライアントからの信用を失っても給料をもらえるが、私にとって信用を失うということは、収入を失うということ」

月に何度も仕事を休む、勤務時間中に私用の電話をしている。こういう行為は、派遣社員であっても低評価につながる。
そうなっては困るから、こちらの立場と意向をしっかり伝えておいてほしかったのだ。

この一件で私は、私の腕を買い叩いて便利に使おうとした派遣会社と縁を切り、M建設会社という価値あるクライアントを手に入れることができた。
これも、私の「腕」と「信用」があってこそ。結果よければ、すべてよし。

さて、あと30分だけ仕事を頑張ったら、シャワーを浴びて着替えよう。
食欲ないけど、たまにはきちんとお昼も食べないと。
午後からはB建設会社へ気晴らしに行ってきます。

Published in フリーランス主婦の日常