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自分で、自分の道を切り開いていける人になってほしい

仕事関係の方から「SATOさんは、いつまでお仕事ですか?」と質問された。
う~ん、難しい質問。

M建設の現場は今日まで。
明日は一日、B建設で締めの事務仕事。
明後日はため込んでいる原稿の作成。

原稿を27日で仕上げて納品することができれば、28日から年末休みだ。
年明けは、どうしようかなぁ。
現場事務所は5日から。
でも、少しでも来月分の原稿を進めておきたいし、4日から仕事ということにしておくか。

そういえば、取材先のビルダーさんで「私も以前、住宅の営業をしていて…」と話したところ、

「なんていう会社ですか?」

と、先方の営業課長さんが食いついてきた(本題は別にあったのに)。
以前…と言いつつ、実は現役なので教えるわけにもいかず、

「ご存じないと思います、小さい会社なので…」

と濁すと、

「市内の会社?」
「何人くらいいる会社?」

と、さらに質問攻め。
すると、それまで黙って話を聞いていた専務が淡々と、

「もし、また営業の仕事するなら連絡ください。ウチ、資金力はありますから」

こういう引き合いは珍しくないけれど、さすがにこのビルダーさんからお声がかかったのには驚いた。
県内では知らない人はほぼいない、かなり認知度の高い会社だ。
社員のレベルも高いし、専務はかなり仕事に厳しい人。
そんな人が、私を迎え入れてもいいと言ってくれるとは。
本当にありがたい。

いつもだったら、こういうチャンスを逃さず交渉するんだけど。
「業務委託の営業を使う気はありませんか?」って。
成果報酬でもいいといえば、まずダメとは言わないはず。

だけど、今は無理。さすがに忙しすぎる…。

でもね、要はこういうこと。
実力があって、真面目に仕事していれば、優良企業で仕事をすることも決して難しくはない。
働く先も、働き方も選ぶことができるのだ。

つい数日前、息子の中学校の懇談があった。
ウチの息子はスポーツが好きで、将来は体を動かす仕事、スポーツに関わる仕事につきたいと言っている。
でも、担任は言うのだ。

「確かに運動はできる方だと思うけど、飛び抜けてってわけじゃないしねぇ…」

勉強は得意な方じゃないし…というか、できないわけじゃないけど体を動かすことに一生懸命だから、勉強はあんまりやる気なさそうだし…。
工業高校に行った方が、就職が楽なんじゃないの?

と、遠回しに遠回しに伝えてくる。

でも、現段階では工業高校に行かせるつもりはない。
なぜなら、息子が「高校でも陸上をしたい」と言っているから。
だったら、陸上の強い学校へ行かせてあげたいではないか。

確かに、陸上に関しても飛び抜けて優秀なわけではいないよ。
でも、県の新人戦では200メートルでベスト8、幅跳びで優勝。リレーも第2走で3位入賞。
2年になって、ようやく他校の陸上部にも名前が知られるようになってきたのだ。
高校でさらなる開花を求めるのが、そんなに悪いこと?

「普通科に行っても、就職がねぇ…」

まぁ、確かにこれが一般的な考え方だよね。
いい大学行ける頭がないなら、工業高校行って就職した方がいい。
教師として、おそらく生徒のことを思っての発言なのだろうと思う。
ところが、この担任。息子にも面と向かって言ったらしいのだ。

「いくらスポーツが好きでも、それじゃ食べて行けないよ!」

これには、さすがに腹が立った。

平均的な成績しかなく、大学なんて行く気もなく商業科に行った私だけど、今は自分の腕一本で、毎月結構な金額を稼いでいる。
家庭と両立しながら、十分食べていけてるよ。朝から晩まで必死になって働かなくても、のんびりと好きな仕事だけしながら。

中学生当時、私より勉強ができて、いい高校、いい大学行って、いい会社に就職した子たちのうち、どれだけが今の私より楽な境遇にいる?
私の収入は毎月着実に増えてるけど、会社員や公務員の収入には上限あるでしょ?

…って、喉元まで出かかったけど、もちろん言わない。我慢、我慢。

ウチの息子は、私にそっくりだ。
きっと、今は勉強する必要性を感じていないだけで、いつか何らかの能力が開花すると思っている。

「とりあえず、高校を選べるように勉強させます」

懇談の最後にそれだけ言って、帰ってきた。

やだやだ、頭の固い教員は。
というか、そもそも公務員なんて、頭の固い人しかならないのか。

先生、お願いですから、勝手にウチの子のためにレールを引こうとするのはやめてくださいね。
無難な道を押し付けるのはやめてください。
高校進学で将来が決まってしまうなんて、私は全然思ってないませんから。
とりあえず息子には、好きなこと、やりたいことをさせてあげたいんです。

ウチの子には、まだまだいろんな可能性、いろんな未来がある。
ウチの子だけじゃないよ、どこの子にもいろんな可能性、いろんな未来がある。
私は、子どもたちが自分の手で道を切り開いて、そんな楽しい未来を見せてくれる日を、心待ちにしている。

だから、これだけは言わせて、先生。

「余計なお世話です」

カテゴリー: フリーランス主婦の日常